RW analyzeを起動したら、エフェクトを付加させたいモデルファイルを開きます。
"Clump"を右クリックして"Collapse child sections"を選択します。これはdffファイルを開くと全ての階層が開かれている状態になっているなので、いったん全ての階層を閉じて編集しやすいようにします。
"Clump"をダブルクリックして展開します。"Geometry List"があると思うので、それをさらに展開していくと"Geometry"があり最終的には"extension"がみつかると思います。
"Geometry"が複数ある場合は、本来なら3ds max上でオムニライトやダミーのオブジェクトを作成したときに親となるジオメトリオブジェクトとリンクをしているので、そのリンクしたジオメトリオブジェクトと同じものを探し出し、それの"extension"を使用するのだと思います。
ですが、私の場合は、リンクをすると座標指定がうまくいかなかったのでリンクはしていませんので、適当に選んだものを使用しました。結果からいえば大きな問題も特に発生しませんでしたので、このやり方を私はしました。
ただ、この別のアプローチでやっているせいなのか、例えば、バイクなどにライトオブジェクトを付加させた時に左右にバンクさせたときに、ライトオブジェクトが追従してなかったりしていて、モデルの一部に付加してるのではなくオブジェクト全体に付加してある感じになってました。できれば個々のオブジェクトに付加させて、例えばホイールにライトつけてグルグル回せたらおもしろいなぁとおもっていたのですが、出来ませんでした^^;
"extension"を右クリックして"Add Section"を選択します。"New Section"というダイアログが表示されるので、そこから"0x253F2F8"のSection Typeを選択します。プルダウンメニューにこの項目がない場合は、その下のラジオボタンをチェックして"0x253F2F8"を入力して下さい。OKを押すと"extension"の下位階層に新しいセクションが作成されます。
プルダウンメニューに項目を追加するには、
RW_Secs.ini をメモ帳などで開いて、
[SectionTypes]
の箇所に、
# Miscellaneous: ----------------------
がありますので、その下の行に
0253F2F8=GTA Light
このテキストを追加するとプルダウンメニューから選べるようになります。
上のがよくわからなければ、
こちらのファイル(RW_Secs.zip 3.04KB)をダウンロードして解凍したものを RWAnalyze のフォルダにコピーして下さい。一応、元の
RW_Secs.ini はりネームするなどしてバックアップしておいて下さい。
その作成されたセクションを右クリックをして、"Import Section Data"を選択します。どのファイルをインポートするかきいてくるので、先程、エクスポートしたデータを選択しインポートして、セーブして完成です。ゲーム内でうまくできているか確認してみましょう。何も問題がなければ、エフェクトが付加されています。
おつかれさまでした。
(2007/04/16)