S.T.A.L.K.E.R. の記録

　Clear Skyの夜は凄い真っ暗。明かりがあれば…という事で弄ってみました。投げ物に明かりをつけてみたんですが、なんかいまいち。まぁ、いちいち放り込むのも面倒といえば面倒か。

http://www.youtube.com/watch?v=22jeJQCLKGM

　Clear SkyのMP SDKにはParticle Editorがないので元からある物を使ってみたのですが、そのせいかイメージに通りにはならず。もうちょっと地味にモワモワしたかった。パーティクルエフェクトなしで、明かりだけでもいい感じもしないでもないけど、何だか寂しいしね。StalkerのNPCはライト点けてようが消してようが反応は変わらないし、ライトいじくった方が早いか…という事で、結局これは没にしてライトの照射距離を伸ばして光の減衰を調節しました。

　あと、r2_sun_lumscale_amb　の値を"1"から"3"に変更してガンマも少しあげると、夜も結構見やすいいい感じになりました。Clear Skyのあの暗くてほとんど何も見えない夜が嘘のように改善されたといってもいいような感じです。雰囲気もそれ程壊さないので、r2_sun_lumscale_ambの数値変更は是非オススメ。ガンマはデフォルトより、ちょいあげないとr2_sun_lumscale_ambの効果はあまりみられないかもしれません。
　比較画像は、こちらにアニメーションGIFがありますので参考にしてみてください。元が暗めなのでわかりにくいかもしれませんが。

　実はまだClear Skyをクリアしていなくて、VGAを変更して快適に動作するようになったので、中断していたClear Skyを再開しました。で、Cordonに行ったらWolfが…マスク被ったというか汎用キャラになっていたので、Shadow of Chernobylにあったモデルをコンバートしてみました。

download (cs_wolf.7z 1.10MB)

　コンバートしたもののゲームで実際に反映させるには、モデルの入れ替えではなく新規モデル追加の形をとったので新規ゲームじゃないと駄目だったという。また最初からやり直すのも面倒なので結局使用する事はなさそうです…。

　頼まれたのはリロードとスプリントのモーション作成でしたが、面倒なのでモーションを全部作り直しました。音はCounter Strikeのパクって作成しました。Arsenal MODのAWMは、まんまCounter StrikeのAWPだし、まぁ…いいよね。

AWM サンプル動画

　先日の記事にあるように単体での配布はなく、没にならければSupermod Pack for Oblivion Lostに含まれて配布になると思います。

　現在、作業中のものは、Clear Sky用のMosin nagant m1891/30の作成と、Shadow of Chernobyl用のArsenal MODにあるAWMのモーションの作り直しをしています。AWMのモーション作成は、Wolfehunterさんから頼まれたもので、リロードとスプリントのモーションが無いので作ってという事でした。Wolfehuterさんは、Oblivion Lost にいろいろなMODを取り込んでいる統合MOD Supermod Pack for Oblivion Lost を作成している人です。

　Mosin nagant m1891/30はモーション作成はほぼ終わり、あとは微調整の段階です。テクスチャは面倒なので作り直さず、一部修正程度で済まそうかと思っています。完成間近な感じだったのですが、AWMの依頼がきたのでMosin nagant m1891/30の作成は一旦中断し、AWM作成を優先して作業をしています。このAWMは、単体での配布予定はなく、Supermod Pack for Oblivion Lostに含まれて配布されると思います。

　以前にも頼まれて作成したものがあって、元々STALKERには没データで煙草を吸うモーションがあったのですが、これを流用して実際にゲーム内で使用できるようにしました。boltとの置き換えの物でという事で作成したのですが、これを実際のゲーム中ではどう扱うのだろう？煙草を吸うといても、吸う真似みたいな感じで煙はでないんですよね。武器扱いで作成すれば吐く煙は出来そうな感じですが、ただ煙草を吸うモーションが出来ただけなのでゲーム中でどういう風に使用または適用させた方がいいのかわからず…。こういったゲーム内での動作の仕組みがよくわかってないのでアレなのですが、うまい事弄って取り込むのかな。

　そういえば、NPCに煙草を吸わせる事もできてたんですね。煙草の吸うモーションについて聞かれた時に少し調べたら、Stalker-Portal.ruのフォーラムのこちらのスレッド Меченый научится курить? のp-09さんが作成したサンプルMODにありました。投稿日を見ると結構前なので、既にいくつかのMODに取り込まれてたりするのかな。動作確認程度しか他のMODはやってないので、改めてみると結構知らない事が多いなぁ。

　VGAを 8800GTS(G92) から GTX285 SLI にしたのでGTA IVとSTALKERのベンチマークしてみました。285と295どちらにしようか迷ったのですが、295の性能が（260+α)*2らしいのがどうも気になったので、どうせSLI動作なら285*2のがよいなぁと思ったので、285のSLIにしました。

　GTA IVは付属ベンチマークで、STALKERは、こちらにあるS.T.A.L.K.E.R.: Clear Sky benchmarkを使用しました。（STALKERのベンチマークは計測するたびにNPCの位置・動作が違い正確とはいえませんので、あくまで目安程度にしかならないと思います。）

　GTA IV のベンチマーク結果は、平均fpsが 62.49 （8800GTSでは 56.69 ） で、実際のゲーム中のfpsは、以前と比べて数fps程度の向上の様な感じでした。ただ、雨天時やライト点灯時の高負荷がかかったときのfpsの落ち込みはかなり少なくなってるように思えました。GTA IVではSLIに最適化されていないせいもあるのかいまいちな結果でした。
　巷でいわれているように、CPUを変更した方が劇的なfpsの向上が望めますね。去年にCPUを変更した時のベンチマークは、こちら　にありますので、参考にどうぞ。

　そういえば、ベンチマークをしたりして気がついたのですが、GTA IVはフレームリミットがあるのかな？垂直同期をオフにしても72fpsよりあがりませんでした。

　GTA IVのベンチマークセッティングは以下の通り。

Graphics Settings
Video Mode: 1280 x 960 (75 Hz)
Texture Quality: High
Render Quality: High
Reflection Resolution: High
Water Quality: High
Shadow Quality: High
View Distance: 100
Detail Distance: 100
Definition: On
VSync: Off

Hardware
Microsoftｮ Windows Vista" Ultimate
Service Pack 1
Video Adapter: NVIDIA GeForce GTX 285
Video Driver version: 182.05
Audio Adapter: スピーカー (2- Creative SB X-Fi)
Intel(R) Core(TM) i7 CPU 940 @ 3.52GHz

　GSCのフォーラムを久しぶりにのぞいてみたらClear SkyのSDKがリリースされているような事が書いてありましたのでダウンロードしてみました。予告通りマルチプレイ用のSDKだったのですが、マップ作成のLevel Editorのみで、モデル作成に使うActor EditorやParticle Ediorはありませんでした。このSDKで出来る事はマルチプレイ用のマップの作成のみなのかな？何でActor EditorとParticle Editorをなくしたんだろう。今の所、オフィシャルからアナウンスはないから、実はこれはリーク版で暫くしたらActor EditorとParticle Editorが含まれるちゃんとした物がリリースされる、という事にはならないか…。

　SoCのSDKでもモデル作成は出来ない事もないのですが、ひと手間ふた手間かかるので面倒なんですよね…それに完全なClear Sky用の物が作成できている事ではないので、何かしら不具合が起きる可能性もありそうだし。一応、次はMosin Nagant M1891/30のClear Sky版でスコープ無しモデルの作成を予定しております。何故スコープ有りがないのかというと、SoCで作成したスコープ有りの仕様が無理矢理な感じあるので、いっその事なしにした方が良いだろうと思いました。

MP SDK for Clear Sky
http://xfiles.gsc-game.com/st/xray-cs-sdk-setup.exe