テクスチャの設定
前作Shadow of Chernobyl(以下SoC)ではテクスチャの設定はtextures.ltxにありましたが、Clear Sky(以下CS)ではtextures.ltxが無くなり、テクスチャと同名のthmファイルがあり、これにそれぞれテクスチャの設定があります。このthmはSoCのMP SDKにあるActor EditorやLevel Editorで作成できますが、CSでは一部仕様が変更されていて、CSのthmをActor EditorやLevel Editorで読み込む事はできませんが、Actor EditorやLevel Editorで作成したものをCSで使用するの大丈夫そうです。ノーマルマップの変更とかでしたら、thmをバイナリエディタなどで開き指定してあるノーマルマップの名前を変更すれば比較的手間をかけずにいじれそうです。
武器の作成
結論からいうと現状では完全に作成するのは無理なようです。モーションの作成が正常に出来ませんでした。ちょっと前の記事では出来るだろうとしていたのですが、実際に手をつけてみたら出来ませんでした。もしかしたら何か見落としている箇所があり、そのせいで正常に作成が出来ないのかもしれませんが・・・^^; CSで使用しているモーションファイルがSoCより新しいバージョンになっているようです。この新バージョンのモーションファイルをエクスポートできるプラグインが無いので、
FATAL ERROR
[error]Expression : fatal error
[error]Function : motions_value::load
[error]File : E:\priquel\sources\engine\xrEngine\SkeletonMotions.cpp
[error]Line : 162
[error]Description : <no expression>
[error]Arguments : Old skinned model version unsupported! (dynamics\weapons\wpn_svd\wpn_hand_svd_hud_animation.omf)
stack trace:
というエラーがでてしまいます。omfファイル自体もSoCのSDKにあるActor Editorでエクスポートした物はそのままでは使用できず、バイナリエディタで一部修正しないと駄目だったりとするので、CS用のSDKがリリースされない事には先には進まなさそうな感じです。GSCはSoCの時と同様にMultiPlay SDKのみリリースを予定しているらしいですが、Crysisみたく充実したドキュメントが必要とはいいませんが、ある程度の仕様の説明ぐらいはしてほしいなぁ…。